[aDoIJG] Grammatical Terms 💮 A Dictionary of Intermediate Japanese Grammar

We have a case particle sighting as well!!

This is also from 推し短歌入門:

ガレー船とゲラの語源はgalleyとぞ 波の上なる労働を思ふ

澤村斉美『galley ガレー』

新聞社の校閲記者としての歌です。「とぞ」は、格助詞「と」と係助詞「ぞ」の連語で、「~ということだ」みたいな意味です。「ガレー船」という、地中海域で使われた、主にオールでこぐ大型の軍用船と、「ゲラ刷り」の「ゲラ」の語源は同じ「galley」だというらしい、と知ったとき、大海原と室内の空間が急に繋がります。その不思議さが、言葉という小さなものを介して形成されたとき、その力を思い知るのです。

格助詞 = case-marking particle (e.g. “ga”, “no”, “wo”, “ni”) (from Jitendex), と in this example

(from 新明解国語辞典 第八版)

〘文法〙助詞の分類の一つ。体言・体言に準ずる語に付いて、同じ文中の、あとにくる語(多く動詞・形容詞・形容動詞)との関係を示す助詞。「の・が・を・に・と・へ・より・から・にて・で」など。

係助詞 = binding particle (e.g. “ha”, “mo”, “koso”, “shika”); linking particle; connecting particle (from Jitendex), ぞ in this example

(from 新明解国語辞典 第八版)

〘文法〙助詞の分類の一つ。種々の語に付いて述語と呼応し、叙述全体に限定・強調・疑問などの意味を添える助詞。かかり助詞。口語の「は」「も」「こそ」「さえ」「でも」「しか」「だって」、文語の「は」「も」「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」など。
文語の係助詞のうち、「ぞ」「なむ」「や」「か」は連体形の、「こそ」は已然形の、結びとそれぞれ呼応する。
⇒係り結び

The tanka in the example is really fun to me, as someone with letterpress experience. Galleys (in the printing sense) rarely come up when I’m reading stuff in English, so I never expected to see them come up in Japanese! I’ve used galleys to store type as well as print proofs with carbon paper (you want to make sure your letters don’t have the wrong font mixed up in there, and that your p’s are not actually q’s (type is of course mirrored, so this is an easy mistake to make)).

It’s also fun to see how “galley” became ガレー in one case and ゲラ in the other.

I don’t think I’d seen ぞ used like this before, so I appreciated the tanka book defining とぞ, haha.

I went down a bit of a rabbit hole with my monolingual dictionaries and found the different particle uses for ぞ separated out into 副助, 係助, and 終助 in the entries:

From デジタル大辞泉:

:one:[副助]
① 疑問を表す語に付いて、不定の意を表す。「どこぞで休んでいくか」
「誰―合力ニ雇ワウ」〈天草本伊曽保・狼と狐〉
② 「よく」「つい」などの副詞に付いて、上の語を強調する意を表す。「よくぞがまんしてくれた」「ついぞ見たことがない」
:two:[係助]名詞、活用語の連用形・連体形、副助詞などに付く。
① 「ぞ」の付いた語・句を特に強く示す意を表す。
「梅の花折りかざしつつ諸人 (もろひと) の遊ぶを見れば都し―思 (も) ふ」〈万・八四三〉
② 上代、活用語の已然形に直接付き、中古以降は、その下に接続助詞「ば」を伴ったものに付いて、理由・原因を強調して示す意を表す。…からこそ。…からか。
「我 (あ) が待ちし秋は来たりぬ妹 (いも) と我 (あれ) と何事あれ―ひも解かずあらむ」〈万・二〇三六〉
「いにしへも今も心のなければ―憂きをも知らで年をのみふる」〈後撰・恋六〉
③ 文末用法。
㋐相手に告げ知らせる意を込めて強く断定する意を表す。…だ。…のだ。…であるぞ。
「ああしやごしや此 (こ) は嘲咲 (あざわら) ふ―」〈記・中・歌謡〉
「この返事はあるべき―」〈平家・四〉
㋑疑問の語とともに用いて、問いただす意を表す。→とぞ →もぞ
「ナゼニヲヌシワ何ヲモ知ラヌト言ウ―」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
:three:[終助]名詞、活用語の終止形、断定の助動詞「じゃ」「だ」などに付く。
① 自分の判断・決意を自分に言い聞かせ、念を押す意を表す。「これは弱ったぞ」「うまくいったぞ」
② 自分の考えを強く主張し、念を押す意を表す。「そうはさせないぞ」「努力が肝心だぞ」
③ 推量の助動詞「う」「よう」、または名詞に付き、疑問の語と呼応して、反語・強調の意を表す。「そんな案をどうして承認できようぞ」「国民の声を聞かずしてなんの政治家ぞ」
[補説]「ぞ」は本来、清音「そ」であったといわれ、上代から中古にかけて濁音化したという。係助詞「ぞ」が文中にある場合、「ぞ」を受ける文末の活用語は、原則として連体形で終わる(係り結びの法則)が、中世以降、その法則が衰え、:one:となった。また、:two:③の用法から:three:が生じた。:three:は近世以降の用法。なお、係助詞「ぞ」は、係助詞「こそ」よりは弱く、係助詞「なむ」よりは強く指示する意をもつといわれる。

This is kind of a tangent and I probably went a bit too deep in the weeds, but honestly I am fully convinced now that these are indeed valid categories for the particles. The distinctions between the different categories (except for like sentence ending particles) are still a bit over my head, but maybe I’ll revisit this when we get around to the advanced volume haha and see if it’s a bit easier to grasp.

5 Likes